台風対策でやっておきたい準備と作業をして身の安全を図ろう!


「ビュ~ンビュ~ン」と吹く強烈な風と「ザー」と空から滝が降ってきたかのような猛烈な雨。

その強烈な風と猛烈な雨は、時に窓ガラスを割り、家の屋根を吹き飛ばし、ありとあらゆる物を吹き飛ばそうとして、人も立っていることさえ困難。

そんな化け物のように暴れる謎の正体が、台風だ!

この台風が、やって来るまでに色々な対策をしておかなければ、痛い目に合うことになる。

そこで、台風がやって来るまでにやっておきたい対策や台風の直撃で起こる問題について紹介しよう。


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台風がやって来るまでに必ずやっておくこと!

台風がやってきても被害が出ないように、色々と対策をしておく必要がある。

そのため、以下の対策を一つ一つやっておこう。

【台風がやって来るまでにやること】
  • 窓ガラスを台風から守る!
  • 飛ばされそうな物も台風から守る!

窓ガラスを台風から守る!

窓ガラスは、台風の風や飛んできた物が当たっても問題がないようにしっかりと保護しなければならない。

それは、窓ガラスが物に当たり割れたところから強烈な風が吹き込んでしまうからだ。

最悪な場合、強烈な風で家の屋根が飛んでしまうことがある。

だから、以下の方法で窓ガラスの対策をやっておこう。

【窓ガラスを守る対策】
  • 雨戸を閉める。
  • カーテンを閉める。
  • ガムテープやガラス飛散防止フィルムを貼る。

この中で最も簡単で楽な対策は、雨戸を閉めることだ。

雨戸の最大の効果は、何といっても、横殴りのような雨や強風で飛んでくる物がやってきても全て頑丈な雨戸でガードし、窓ガラスを無傷で守ってくれることにある。

だから、雨戸を閉めれば窓ガラスの対策は、ほぼ99%終わったようなものなのだ。

けれど、中には雨戸がない家もあるだろうから、そういう時には、ガムテープを貼ったり、窓ガラス飛散防止フィルムを貼って対策しておく必要がある。

もちろん、以下の問題もあるので、使うならしっかりと把握してから、使うようにしておこう。

【ガムテープや窓ガラス飛散防止フィルムの問題】
  • 窓ガラスが割れても破片が飛び散らないようにするだけ。
  • 窓ガラスからガムテープなどの取り除く作業が厄介。

などの問題があり、決して窓ガラスを無傷で守ってくれるわけではない。

もし、ガムテープを使って、窓ガラスを保護したなら、台風が過ぎ去った後に取り除かなければならないので、意外にメンドクサイところでもあるのだ。

飛ばされそうな物も台風から守る!

窓ガラスだけでなく、台風で飛ばされそうな物や倒れそうな物もしっかりと守らないといけない。

だから、以下の物が「外にそのまま放置されていないか?」だけでもいいから確認しておこう。

【飛ばされそうな物】
  • 植木鉢。
  • 物干しざお。
  • 自転車。
  • バイク。

この他にも飛ばされそうな物は、家の中に入れれそうなものだけ入れて置く。

あとは、自転車やバイクなどは、車庫があれば、車庫の中に入れて置くのがいいだろう。

もしも、車庫がなければ、バイクだけは、以下の方法で対策しておく必要がある。

【バイクの転倒対策の手順】
  1. 強風で押されてスタンドが外れないようギアをローに入れる。
  2. バイクスタンドやフイールクランプなどを使い、前輪をロックする。(なければ柵でもいいから固定する。)
  3. ハンドルをロックしたり、ミラー部分をマジックタイプのベルトで締めたり、前ブレーキレバーはひもやバンドでしっかり縛る。
  4. サイドスタンドがあれば、スタンドが無い側を壁のあるところに近づけ倒れないようにして置く。(スタンド部分の地面にコンクリートの板や鉄板を置きより安定させる。)
  5. バイクシートを使って、バイクを覆い、シートが強風でバタつかないようにゴムバンドやロープでしっかりと縛る。
  6. 壁際に止め柱があれば、タイダウンベルトで固定しておく。(止め柱がなければ、風の影響が少ない建物の影や塀などの場所に置いておく。)

これらの手順でバイクが、台風の強風で転倒しないように対策しておく必要ある。

特に、バイクシートを適当に覆っていたりすれば、バイクシートが強風で膨らみ転倒しやすくなったり、飛んでいったりするので、しっかりとグルグルにしてロープなどで縛っておこう。

あと残りの自転車は、柱にひもで縛ったり、狭い場所に置いておけば特に問題はないだろう。

台風の直撃で起こる様々な問題!

台風が、やってくると以下の様々な問題が起こるようになる。

【台風で起こる様々な問題】
  • がけ崩れや土砂災害。
  • 川の氾濫や洪水。
  • 床下浸水や冠水。
  • 暴風や大雨。
  • 停電。

といった問題が起こる。

このとき、テレビやネットを通じて、「今、どうなっているのか?」を知っておけば、万が一、状況が悪化してもすぐに行動に移すことができるので、しっかりと情報を確認しておく必要がある。

また、テレビで流れる台風の警報情報には、以下の警報が流れることが多く、しっかりとこちらも確認しておくことが必要だ。

【台風の警報情報の主な種類】
  • 土砂災害警報。
  • 暴風警報。
  • 波浪警報。
  • 洪水警報。
  • 大雨警報。
  • 特別警報。

などいった情報が流れるため、情報を逃さないようにしておきたい。

もしも、台風の状況が悪化すれば、以下の情報が流れることもあるので、注意してみておきたいところだ。

【台風の状況で悪化すると流れる情報】
  • 避難準備情報。
  • 避難勧告情報。
  • 避難指示情報。

といった情報が流れることもある。

そのため、「ここを離れてすぐに避難するかしないか?」という判断が必要になってくるので、警報情報は、逐一確認だけはしておこう。

あとは、台風に備えて防災用品の準備をしておけば、万が一の備えにもなるので、合わせてやっておくといいだろう。

【参考】

台風が無事に過ぎ去ったらやること!

台風が無事に過ぎ去ったら、いつも通りの日常を送るため、色々と後片付けをしておく必要があるが。

もしも、窓ガラスにガムテープを貼ってしまったら、そのガムテープを取り除く必要があるので、以下の方法でやり方をしっかりと確認しておこう。

窓ガラスから上手にガムテープを剥がす方法!

雨戸がなく窓ガラスにガムテープを使ってしまったら、剥がす時に上手く剥がさなければ、痕が残る可能性がある。

そこで、まずは、以下の道具をそろえよう。

【ガムテープを剥がす道具】
  • 雑巾。
  • ドライヤー。
  • スクレイパー。(金属製のヘラ。)
  • カッターナイフや三角定規。
  • アルコールスプレー。
  • シール剥がしスプレー。

以上の道具をそろえることができたら、さっそく窓ガラスからガムテープを剥がしていこう。

【窓ガラスからガムテープを剥がす手順】
  1. ドライヤーの熱で温める。
  2. ドライヤーで温めたら、シール剥がしスプレーやアルコールスプレーを使う。
  3. ガムテープの糊(のり)が柔らかくなったら、スクレイパーを使いテープを削り落とす。
  4. ガムテープの端から順に繰り返しスプレーをして削り落としていく。
  5. ガムテープを外し終えたら、熱く濡らした雑巾で窓ガラスをキレイにふく。

この手順でやり、スクレイバーを少し斜めに寝かせた状態で使うと、ガムテープの糊が削りやすくなる。

あとは、窓ガラスを傷つけないように、上手に張り付いているガムテープを慎重に剥がしておこう。

台風がやって来る日は外出しないようにする!

台風は、強力な風と雨で、時として人の命を奪ったり、周りを破壊し尽す力を持っている。

だから、台風がやって来る日は、建物や家の中に居続けることができるよう、しっかりと準備と対策だけはやっておこう!

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