「インフルエンザがそろそろ流行るみたいだから、予防接種を受けたぜ!」
「予防接種には副反応があるのを知らないのか?」
「いきなり何だよ!?副反応って初めて聞いたんだが」と知らないあなたに予防接種の副反応についてお伝えします。
副反応とは、予防接種を受けた後に起こる症状のことです。
人によっては、症状が重くなる場合があります。
そこで、インフルエンザの予防接種の副反応についての症状や対策などについて説明するよ。
ひどくなる前に病院にいきましょう
これは、副反応の症状がひどくなる前にという意味です。
通常は、約2~3日で症状は、消えます。
消えない場合は、副反応の症状が重くなる前に受診することをオススメします。
それで、予防接種を受けた後の副反応の症状がこれです。
副反応の症状
- 吐き気を伴う嘔吐や身体全身が寒気を感じる。
- 頭が痛いや熱っぽい、筋肉痛や関節痛。
- 発疹やじんましんなどの強いかゆみがある。
- ぜんそくなどの呼吸困難。
- 両手や足などにしびれがあり、歩くことがままならない。
- めまいや意識がもうろうとする。
- 注射を受けた部位が赤く腫れ痛くなる。
症状が当てはまるなら、副反応が出ています。
それでは、なぜ、副反応が出る可能性があるのに、予防接種を受ける必要があるのかについて説明しますよ。
予防接種は感染を防ぐためにある
インフルエンザの予防接種を受けるのは、インフルエンザウィルスに感染しないためにあります。
それを可能にするのが、予防接種です。
予防接種は、受けると人の体内の中でインフルエンザウィルスに対抗するための抗体を作ります。
抗体は、約2週間で作られ、作られた抗体の有効活動期間は、約5ヶ月間だと言われます。
それで、その効果は、インフルエンザの発症を防いだり、発症しても症状を重症化させないようにしたりといった効果があると言われるのです。
もちろん、予防接種を受ける理由は、これだけではありません。
集団で活動しているなら受けるべき
いきなりですが、インフルエンザウィルスには、ある特性があります。
その特性とは、人に感染する力、「感染力」が強いことです。
感染力が強いと、集団で活動する会社や学校など、人が多く集まる場所の中で、感染した人が一人でもいれば、たちまち集団の中でインフルエンザが流行ります。
だからこそ、他の人にインフルエンザウィルスをうつさないためにも、予防接種は受ける必要があるんです。
それでも、予防接種を受けたからといって、安心はできません。
予防接種を過信するな!
そもそも、予防接種は、インフルエンザの発症のリスクを下げることが目的なんです。
予防接種だけでは、インフルエンザの感染を完全に防ぐことはできません。
感染しないために重要なことは、人の身体の中にある免疫力を活性化させることで、インフルエンザの感染を予防します。
免疫力の活性化させるには、美味しいものをよく食べたり、運動をしたり、しっかりと睡眠をとったりといった日常生活において当たり前の生活を正しく行うことです。
そのために規則正しい生活を送って、健康管理に配慮した生活を送ることが何よりもインフルエンザの対策になるんです。
予防接種は保険
人によっては、副反応もあります。
でも、予防接種は、インフルエンザにならないための一つの対策です。
他の人や家族にうつさないためにも予防接種は、必ず受けておきましょう。