「花粉症に効果があるお茶ってないかな?」
「そうだな~花粉症に効くお茶だと甜茶(てんちゃ)やべにふうき茶とかじゃないかな~一度、飲んでみてはどうかな?」
「でも、どんな効果や味があるか分からないし・・・。」と疑問を持っているあなたに花粉症に効果のある甜茶やべにふうき茶について教えます。
目次
甘さただよう甜茶の魅力!
甜茶には、花粉症に効くとされるある物質が症状を和らげてくれる。
けれどその前に、まず甜茶の種類を理解しておくことが必要なので、しっかりと読んでいこう。
甜茶の種類
甜茶には、4つの種類がある。
【甜茶の種類】
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この中で甜茶の原料になって花粉症に効くのがバラ科の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)と言われている。
なぜなら、甜茶の4つの種類の中で「甜茶ポリフェノール」が一番多く含まれているからだ。
また、バラ科の甜茶は、中国では、健康のお茶として長い期間(約5000年)飲み続けられてきた。
その上、旧正月に多くの幸せを願いながら飲むほど大事にしてきた習慣もあり、非常に縁起のいい飲み物として愛されてきたのだ。
甜茶ポリフェノールの効果
バラ科の甜茶には、甜茶ポリフェノール(GODポリフェノール)があり、こんな効果があると言われている。
【期待される効果】
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もちろん花粉症にも大いに期待されている。
花粉症とは、花粉が体内の中に入ることで免疫機能が花粉を体内の中の異物として認識し、反応することでアレルギー反応が起こるとされている。
このアレルギー反応で見られる物質、「ヒスタミン」や「シクロオキシゲナーゼ」が花粉症特有のくしゃみや鼻水などの症状を引き起こすのだけれど、甜茶の成分に含まれる甜茶ポリフェノールにあるタンニンが「ヒスタミン」や「シクロオキシゲナーゼ」の物質を過剰に分泌しないように抑制をしてくれる働きがあるのだ。
つまり、花粉症の症状を和らげてくれるということなんだ。
まさに、名のとおりポリフェノールの「神様」みたいな物質だよね。
甜茶を飲むと虫歯になる!?
そんなウワサが流れているようだが、実は、虫歯にはならない。
それには、こんな理由がある。
甜茶には、「ルブソシド」という成分が含まれている。
成分の特徴は、砂糖よりも甘く、まるで砂糖水をまるごと飲んでいるかのような気分になるぐらい本当に甘い。
その甘さで、一度は、「あまりの甘さで虫歯になってしまうのではないか?」と心配するくらいだ。
けれど、このルブソシドには、虫歯になるどころかこんな驚きの効果がある。
それは、虫歯菌を抑える働きがあり、虫歯を予防することができ、カロリーもほとんどなく、カフェインも含まれていないというすぐれ成分がいくつもあるのだ。
これが、甜茶が甘くても虫歯にならない真実なんだ。
もちろん、甜茶が甘い理由は、これだけではない。
甜茶の甘さは、甘さが増せば増すほど、甜茶ポリフェノールがいっぱい入っているとも言われており、甘ければ甘いほど良く、花粉症の症状をより和らげてくれるのだ。
まさに、甜茶ポリフェノール恐るべしだ!
1日120mgほど摂取
これは、甜茶ポリフェノールの摂取量のことだ。
その摂取量をカップ1日3杯、温かくして飲み続けることで花粉症の症状が和らぐのひたすら待つのがポイント。
なぜ、「待たないといけないのか」というと。
甜茶の効果が現れるには時間がかかり、早くて1週間、遅くても3週間かかるからだ。
だから、効果が出るの待たないといけないのが甜茶の弱点とも言える。
もし、気長に待ってみる自信があるなら、あったかい甜茶をすすりながら飲んでみてはどうだろうか。
クセのあるべにふうき茶の魅力!
甜茶と並びよく花粉症に効果があるとされるのが、「べにふうき茶」だ。
このべにふうき茶は、少しの苦さと味に独特なクセがあり、甜茶と違い効果に速効性があると言われる。
だが、持続性に難点なところもあるので、何度もべにふうき茶を飲まないといけないのが欠点。
それで、期待する効果は、「鼻水に効果がある」と言われており、上手にべにふうき茶を飲みたいところでもあるんだ。
また、べにふうき茶には緑茶のタイプがあるので、この「緑茶のタイプ」を飲みたい。
なぜなら、べにふうき緑茶には、「メチル化カテキン」というものが含まれていて、この成分が花粉症の症状を抑えてくれるからだ。
これにより、一時的な効果とはいえ、飲むことで症状を軽くすることができるので、飲まないと本当に損だ。
特に、「花粉症の薬に頼りたくない人」や「症状を緩やかにかつすぐに抑えたい人」にとってまさに打ってつけのお茶だといえるからぜひ飲んでみたい。
べにふうき茶には副作用がある
というよりもべにふうき茶には、「カフェイン」が含まれているので、飲み過ぎれば、「カフェイン中毒」になってしまう。
副作用の症状は、胃がもたれたり、不快な気分になったりするので、花粉症の症状を軽減するどころではなくなってしまうかもしれない。
けれど、べにふうき茶の飲む量や頻度を上手にコントロールすることができれば、花粉症を軽減することができる一つの飲み物としては良いので、上手に飲んでいこう。
誰にでも効くわけではない!
さて、「甜茶」や「べにふうき茶」の効果や魅力について一通り分かって頂けたのではないだろうか?
だが、ここで一つ言っておかなければいけないことがある。
それは、甜茶やべにふうき茶を飲んだからといって、必ず良い効果をもたらしてくれるわけではないということだ。
なぜなら、花粉症というアレルギーは、人によって症状の重さや軽さ、体質の違いにおいて、大きく効果が変わってしまうからだ。
だから、飲んでも効果がないことだって十分に考えられる。
もし効かないのなら、すっぱりと諦めて別の方法を考えて取り組むしかないことを覚えておこう。
自分に合うものを見つけよう!
花粉症を軽減したり、治したりするには、一つずつ花粉症に良いものを少しずつ試していく姿勢が必要だ。
なぜなら、自分に合うものと合わないものが分からなければ、花粉症の症状をコントロールすることができないからだ。
だからこそ、一歩一歩、歩くようなつもりで自分に合う花粉症対策を見つけていこう。