「今日も暑いな~エアコンでもつけるか。」
(おもむろにテーブルにあるリモコンに手を伸ばし、ボタンをポチッと押す。)
(・・・涼しい風がエアコンの口から流れてきた。)
「うは~涼しい~。やっぱエアコンだな。」と涼んでいるそこのあなた。
ずっと涼んだままでいると、しまいには、夏風邪になってしまいますよ。
夏風邪は、一度なると治るのに、時間がかかりますからね。
そこで、夏風邪の症状や予防、治療の方法などを教えるよ。
目次
夏風邪を予防し治療するには
まず、夏風邪にならないためには、日々の生活の中で、できることを行うことです。
なので、夏風邪にならないための対策を確認していくよ!
夏風邪を防ぐ方法
- 手洗いやうがいをする。
- エアコンの温度を28度に設定する。
- エアコンの掃除を1週間に1回する。
- 冷たい飲み物をさけ、常温の水や飲み物を飲む。
- 規則正しい生活習慣を送る。
夏風邪にならないためには、基本的な予防を心掛けることが大切なんです。
それでも、夏風邪になってしまったなら、次をやってみてください。
夏風邪を治療するには
- 身体を温かくし、睡眠をしっかりとる。
- 消化のよいおかゆや栄養のあるものを食べる。(ビタミンCや良質なタンパク質をとる。)
- 水分をしっかりとる。
- 保冷剤や冷えピタを使用する。
基本的な治療は、しっかりと栄養をとり、ぐっすりと眠ることが夏風邪に効く治療なので、覚えておこう。
夏風邪のウィルスの侵入経路
夏風邪のウィルスは、のどや鼻の粘膜(ねんまく)から侵入してきます。
具体的には、長時間、エアコンや扇風機を使用し続けていると、のどや鼻の粘膜が乾燥していきます。
すると、乾燥したのどや鼻の粘膜からウィルスが侵入しやすくなるんだ。
それで、侵入してきたウィルスを撃退しようと身体の中にある免疫力が活動をするんだけど。
エアコンによる身体の冷えや夏の熱さによる疲れ、食欲の低下、寝苦しい夜による睡眠不足など免疫力が下がるような生活を続けていると、あっという間にウィルスに制圧されて、夏風邪の症状になってしまうんだ。
もちろん、夏風邪のウィルスの種類によって、症状も変わるので、一度、確認してみよう!
夏風邪のウィルスと症状
夏風邪のウィルスは、高温と湿気を好むウィルスが多く、症状も長引く傾向にある。
中でも、エンテロウィルス、コクサッキーウィルス、アデノウィルスが有名なんだ。
なので、各自のウィルスが引き起こす症状を確認しておこう。
3種類のウィルスの症状
【エンテロウィルス】- 発熱やのどの痛み。
- 下痢や腹痛。
- 皮膚に発疹。
- 発熱やのどの痛み。
- 激しいせき。
- 高熱やのどの痛み。
- まれに口内炎の症状。
続いて、「夏風邪かな?」と判断する症状がこれ。
夏風邪の症状
- 身体がなんだか熱っぽく頭が痛い。
- 口の中が痛く、のどにも痛みがある。
- 食欲が沸かない。
- 気分が悪く嘔吐する。
- 目をよく見てみると充血している。
- お腹の調子が悪く、下痢ぎみでお腹が痛い。
- くしゃみや鼻水が止まらない。
どうでしたか?
当てはまるなら、夏風邪になっている可能性が高いです。
中でも、吐嘔や下痢の症状が、起こりやすいのも夏風邪の症状だから注意しよう。
夏風邪にならないためには
規則正しい生活習慣を送ることが一番です。
せっかくの楽しい夏の季節を過ごすためにも、夏風邪だけは、絶対になりたくないですね!