鯉のぼりを外に飾る時期や仕舞う時期について知っておこう!


鯉のぼりを外に飾って快適に泳がせる時期がやってきました!

男の子の健やかな成長や出世を願うために鯉のぼりを外に飾るけど、本音では、こいのぼりを見て大はしゃぎで子供が、純粋に喜んでくれるところにあるのではないでしょうか?

だけど、そんな鯉のぼりを「いつ、外に飾ればいいのか?」や「どの時期に仕舞えば良いのか?」など思いのほか悩んでしまいますよね。

そこで、鯉のぼりを外に飾る時期や仕舞う時期について紹介しよう!







鯉のぼりを外に飾る時期は3つある!

鯉のぼりを外に飾る時期は、各地域の風習により違いはあれど、以下のとおり3つある。

【鯉のぼりを外に飾る時期】
  • 春分の日以降から。
  • 4月上旬から。
  • ゴールデンウイークの初日から。

と上記の3つの時期があるが、実は、「この日から飾るべきだ」という明確な時期はない。

それは、各地域の風習に合わせて鯉のぼりを外に飾り出すからだ。

例えば、近所の家や町内の中で、「鯉のぼりを飾っているな」と見かけたら、「それじゃ、自分たちもそろそろ鯉のぼりを飾ろうかな?」というタイミングで飾っていくわけです。

もしも、近所の家や町内の中で鯉のぼりを飾っている人が誰もいないなら、上記の好きな時期を自分で選んで、外に飾り出してみるといいだろう。

鯉のぼりは外に飾っても毎日揚げ降ろしする!

鯉のぼりを外に飾れば、外に飾ったままにするのではなく、朝に鯉のぼりを揚げて、夕方には、鯉のぼりを降ろす必要がある。

それは、以下の3つの理由ためだ。

【鯉のぼりを毎日揚げ降ろしする理由】
  • 鯉のぼりの寿命を長くするため。(劣化を防ぐ。)
  • 鯉のぼりが夜に泳いでいるのはみっともないため。
  • 近所の人に迷惑をかけないため。

この3つが鯉のぼりを毎日揚げ降ろしをする主な理由。

なので、この3つの理由について、特に気にならないなら、鯉のぼりをずっと外で泳がしておいても問題はない。

けれど、一つだけ問題があって、以下の天候状況になりそうな場合は、鯉のぼりをすぐに降ろした方が良いかもしれない。

【注意すべき天候状況】
  • 風が台風並みに強風の時。
  • 雨が降っている時。

これらの天候状況では、以下のようなことが起こる場合があるのだ。

【鯉のぼりを降ろさないで起こる出来事】
  • 鯉のぼりや吹き流しが飛ばされたり、ずぶ濡れになる。
  • 金具のぶつかる音や矢車がクルクルと激しく回る音がうるさい。
  • ポールなどの柱が曲がる。

など起こる場合があるので、天候が悪い時は、洗濯物と同じ感覚ですぐに降ろし始める。

その逆に、鯉のぼりを揚げる場合は、天気予報で「今日は天気が良くないな・・・。」と分かれば、鯉のぼりを揚げなければいいのです。

つまり、鯉のぼりを上げる場合は、洗濯物を洗い干せる天候が晴れている時に行うわけだ。

なので、鯉のぼりは、揚げっぱなしにするのではなく、天候状況を見ながらをやるといいだろう。

ちなみに、毎日、揚げ降ろしをする中で、降ろした鯉のぼりを一時的に置く場所としては、以下の方法を試してみるといい。

【鯉のぼりを一時的に置く場所を作る方法】
  1. 鯉のぼりのポールの横にビンを入れるケースを逆さまにして置く。
  2. 逆さまにしたケースの上に鯉のぼりを入れるカゴを置く。
  3. 逆さまにしたケースと鯉のぼりを入れるカゴを固定するためにひもで結ぶ。

こうすれば、鯉のぼりが一時的に置ける場所ができる。

あとは、鯉のぼりを降ろす時に、下から降りてくる鯉のぼりから順にカゴに入れていき、最後に大きなビニールやシートなどで覆いかぶせる。

かぶせ終えたら、覆っている大きなビニールやシートをカゴを洗濯ばさみを使い、止めておけば、夜、雨が降っても安心できる。

この他にも、「45Lのポリバケツ」をポールの横に置いて、鯉のぼりを中に入れる方法もあるので、合わせて試してみよう。

鯉のぼりを仕舞う時期と方法!

鯉のぼりを仕舞う時期は、鯉のぼりを外に飾る時期と同じく決まりきった時期はない。

なので、鯉のぼりは、外に飾る時期と同様に近所の人や町中で鯉のぼりを仕舞っていたり、見かけなくなったタイミングで仕舞っておくのがベストだ。

けれど、近所の人や町中で鯉のぼり上げている人達が、そもそもいないのであれば、以下の時期のどちらかで天気の良い日に仕舞っておこう。

【鯉のぼりを仕舞う時期】
  • 子供の日の夜。(5月5日。)
  • ゴールデンウイーク終了の日。
  • ゴールデンウイーク終了の日から5月末までの間。

あとは、鯉のぼりを仕舞う方法ですが、基本的には、洗わず綺麗に鯉のぼりをたたんで、大きなゴミ袋などに入れて、物置などの場所に置いておくのが理想的な仕舞い方だ。

その逆に、以下の方法をして仕舞うのはオススメしない。

【鯉のぼりを仕舞うためにやってはいけないこと】
  • 鯉のぼりの汚れを取るためにゴシゴシと洗う。

こうしたことは、鯉のぼりの生地や素材を傷める場合があるので、結局、何もしないでそのまま綺麗に折りたたんで仕舞うやり方が一番で、結果的に鯉のぼりの寿命を長くすることができる。

ちなみに、鯉のぼりの寿命は、生地や素材、使用状況により、「約7年~10年」と言われているので、この使用期間の間は、鯉のぼりを子供のために外で揚げ続けてみてもいいでしょう。

鯉のぼりは何歳まで揚げ続けるべきか?

鯉のぼりを外に揚げるのは、男の子の健康や出世を願うためです。

そのため、以下の年齢の幅で考えると・・・。

【鯉のぼりを揚げ続けてもいい年齢の幅】
  • 11歳~16歳。

小学生の高学年から高校生になるまでの年齢幅があるので、その都度判断する。

つまり、1年ごとに鯉のぼりを揚げるかどうかの判断をすればいいわけです。

ちなみに、この考え方は、奈良時代以降に行われた元服という男の子が大人になったことを示す儀式からの来ている。

そのため、もしも、この考え方がそぐわない場合は、直接、子供に「今年も鯉のぼりを揚げる?それとも揚げない?」と聞けば、あっさりと子供の方からその答えをくれるので、聞いてみる。

それで、今後、二度と鯉のぼりを揚げない場合は、「近所の幼稚園」や「役所」などで寄付を募っていることがあるので、一度、問い合わせてみるといいだろう。

鯉のぼりを飾る季節は天候が変わりやすい!

鯉のぼりを飾る季節は、春の嵐で風が台風のように強かったり、突然、強い雨が降り出したりと変わりやすい天候状態にある。

なので、鯉のぼりを外に飾るときは、欠かさず天気予報をチェックしつつ、大変ですが、毎日、鯉のぼりの揚げ降ろしだけはするようにしよう!

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