スズメバチが、ちらほらと飛んでいる姿を見かけるようになるこの季節。
働き蜂が、エサを探していたり、巣が近くにあれば、偵察蜂がブ~ンと辺りを警戒し飛び続けていたりする。
そんなスズメバチに出会ってしまえば、思わぬ形で痛い目に遭ってしまう!
そこで、スズメバチと巣を駆除する方法についてまとめて紹介しよう。
目次
スズメバチは春から飛び始める!
スズメバチは、越冬した女王蜂が、春に目覚めると、仲間を増やすために巣を作る活動を始める。
この春の時期にスズメバチが、一匹でフラフラと飛んでいる姿をよく見かけることが多いなら、以下の状況であることがほとんどなので、確認しよう。
【スズメバチをよく見かける時】
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この中で最も厄介なのが、2と3の状況で、スズメバチの女王は、とにかく雨が降っても濡れずに安全そうな場所に小さな巣を作り、着々と仲間を増やす傾向にある。
そのため、この春の段階でしっかりとスズメバチの駆除をしっかりとやれば、秋に勢力を拡大するスズメバチの脅威に怯えなくてすむので、以下の駆除対策を順次みていこう。
【スズメバチの駆除対策リスト】
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スズメバチを捕獲する甘いトラップ!
スズメバチの女王に巣を作らせないためには、甘い匂いが漂うトラップを作り、捕獲するのが一番だ。
そこで、以下のやり方でスズメバチを捕獲するトラップを作っていこう。
ペットボトルでスズメバチを捕獲する!
スズメバチを捕獲するには、ペットボトルを使って捕獲するのが楽なので、ペットボトルトラップを作るための材料を用意しよう。
【用意するもの】
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といった道具を用意する。
続いて、ペットボトルトラップを作るための手順を説明すると以下のとおり。
【ペットボトルトラップの作り方】
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あとは、ペットボトルのキャップが締まっていないなら、しっかりと締める。
ペットボトルトラップは、この*のマークからスズメバチが入るので、作っている最中にケガをしないように気をつけて作ろう。
作り終えたら、ペットボトルの中に入れる内容物を作る必要があるので、以下のとおりやってみよう。
入れるもの | 容量 |
料理酒 | 100cc。 |
酢 | 100cc。 |
砂糖 | おおさじ3杯。 |
グレープジュース | 少量。 |
オレンジジュース | 少量。 |
台所洗剤 | 少量。 |
これらの物をよくかき混ぜて、ペットボトルの中に約4分の1ほど入れる。
すると、甘酸っぱい匂いに誘われ、スズメバチが、どんどんペットボトルの中に入り、溺れて沈んでいきます。
あとは、スズメバチが、ペットボトルの中に入っても、溺れなくなったら、交換する目安なので、定期的にペットボトルを交換するようにしておこう。
また、スズメバチを捕獲するためには、ペットボトルを置く場所が決まっているので、以下の場所に置くようにしよう。
【ペットボトルを置く場所】
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といった場所にペットボトルを置く。
逆に、置いてはいけない場所もあるので、確認しておこう。
【置いてはいけない場所】
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これらの場所に置くと、スズメバチと鉢合わせてしまい危険なので、ペットボトルを置くなら、注意して置くようにしよう。
ペットボトルトラップを使う問題点
ペットボトルトラップは、使用条件によって、以下の大きな問題点がいくつかある。
【ペットボトルトラップの問題点】
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といった問題でペットボトルを置くことで、逆効果になることもあり、ペットボトルトラップを使うのなら、細心の注意を払う必要がある。
できれば、春の期間(4月~6月)だけにしておくのが一番の使い方だろう。
もちろん、こんな限定的な使い方でも、将来的に女王蜂が作るであろう巣を減らすことができるのであれば、やってみる価値は十分とある。
蜂退治用スプレーを使い巣を作らせない!
スズメバチの巣を作らせないために、今は、色々な蜂専用のスプレーがある。
そこで、以下の蜂専用スプレーを使い、巣を作らせないようにスズメ蜂をけん制してみよう。
【蜂退治専用スプレー】
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といった蜂専用スプレーを使って、スズメバチや巣を作りそうな場所に吹きかけてみると良いだろう。
もちろん、蜂退治用スプレーを使う場合、スズメバチの反撃で刺されないように、しっかりと準備は万全にしておこう。
スズメバチに巣を作られてしまったときの対処!
スズメバチの駆除対策をやったにも関わらず、運悪く巣を作られてしまった場合、選択肢は、以下の2つの方法しかない。
- 巣を駆除する。
- そのまま放置する。
この選択肢のどちらかだ。
このうちまず、「巣を駆除する」という選択肢について説明していこう。
スズメバチの巣を自力で駆除する!
スズメバチの巣を自力で駆除できそうな場合、もしも実行するなら、しっかりと準備してから行うことが大切だ。
そのため、以下の準備をしっかりとやっておこう。
【用意するもの】
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といったスズメバチの巣を駆除するための道具をそろえる。
特に、刺されても問題がないように、地肌を見せることがないようにしっかりと体中を防護服などで完全防備で覆ってから作業をすることが大切だ。
そして、道具や準備もしっかりとできたら、「いざ、出陣!」と行きたいところだが、必ず、夜になるのを待ってから開始しよう!
夜になれば、働き蜂などが巣に戻ってくるので、巣の中にいるスズメバチと共に一網打尽にできる。
それでは、具体的な駆除手順について以下のとおり見ていこう。
【スズメバチの巣を駆除する手順】
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あとは、業者を呼んで、スズメバチの入ったポリ袋やゴミ袋を引きとってもらうといいだろう。
基本的には、小さな巣の場合に限り、冷静に自力で駆除できるなら、駆除するといい。
ただし、大きな巣の場合は、素直に役所か業者に駆除を任せた方が安全なので、興味本位で駆除をやらないほうが賢明だろう。
それでも、自力での駆除を行いたいなら、安全を第一にしっかりと準備をしてからやるようにしよう。
スズメバチの巣を放置する!
スズメバチは、1年限りの期限で、来年も再来年も巣の中で活動し続けることができないことを知っているだろうか?
もちろん、知っているなら構わないが、知らない人のために説明すると。
スズメバチは、冬になれば、巣の中にいる新女王蜂以外の全てのスズメバチ達は、冬の寒さに耐えきれずに、全滅する昆虫なのである。
そして、残された新女王のスズメバチは、越冬するために、育った巣を離れ、腐った木の中で冬眠するようになる。
つまり、冬になれば、スズメバチの巣の中は、文字通り、一匹もいない空っぽ状態になるわけだ。
そのため、スズメバチが、全滅する冬の季節を待ってから、巣を駆除するという手もある。
けれど、冬になるまでの間、巣を放置し続けることになるので、以下の出来事が起こることにもしっかりと認識してから放置しよう。
【放置すると起こる出来事】
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と考えただけでも、精神的にも日に日に悪くなる一方になり、放置するなら、これらを総合的によく考えてから決めたほうが良いだろう。
スズメバチと巣は秋の季節が最も危険!
秋の季節は、スズメバチの数と巣の大きさが、その年で最も脅威的な存在になっている。
そのため、スズメバチと巣を駆除するときは、慌てず冷静に対応できるようにしっかりと準備をやっておこう!