「ゼコっ!ゼコッ!」と苦しそうなせきをしている赤ちゃん!(※注意! 人間の赤ちゃんのことだからね。)
おまけにいつもより「ミルクの飲みも悪く」心配でしょう。
ただの「風邪かな?」と思っているあなた・・・。
いきなりですが、「RSウィルス」というウィルスをご存知ですか?
もしかすると、赤ちゃんは「RSウィルス」に感染しているかもしれません。
もし、そのまま、放っておくと「肺炎」や「気管支喘息」なったり、最悪、入院する可能性もあるのですよ。
そこで、「えっ!?」と思ってしまったなら、ご安心ください!
今から、「RSウィルス」についての症状や対処方法を教えますから、ぜひ読んでください。
目次
いますぐ医療機関へいき受診をしてください
赤ちゃんの呼吸を和らげるためにも、一度、医療機関に連れていって、吸入や点滴をしてもらいましょう。
基本的な治療は、睡眠と栄養のある食べ物(ミルク)をしっかりと食べさせて、あげることが「完治への近道」です。
症状が「約1週間~2週間」と長引く場合もありますが、そこは我慢!
根気よく看病してあげてください。
続いて、予防と対処療法について説明します。
予防と対処療法が大事!
RSウィルスは、予防と対処療法が大事です。
それは、RSウィルスには、ワクチンがないからです。
つまり、予防摂取がないともいえます。
だから、事前の予防や対処療法が感染させない唯一の方法です。
一度、リストを確認してみましょう。
RSウィルスの予防や対処療法リスト
- 風邪を引いている家族にはマスクをさせる。(せきやくしゃみなどのしぶきに注意!)
- 外出するときは、なるべく人混みの中を避ける。
- おもちゃなどよく使うものを殺菌スプレーを使用し消毒する。
- 風邪を引いている人に近づけさせない。
- しっかりと石鹸で手洗いとうがいをする。
- 加湿器や室内喚起をしっかりと行うようにする。
どうでしょうか?
赤ちゃんがいる家庭は、一度、できているか確認してみましょう。
実は、子供がなりやすい感染病
RSウィルスは、赤ちゃんや2歳以下の子供が感染しやすい病と言われています。
理由は、「RSウィルス」と戦うための抗体を持っていないからです。
「なぜ、抗体を持っていないのか」を説明すると次の通りです。
抗体は一度では作られない
赤ちゃんや子供が抗体を持っていないのは、感染したことがないからです。
一度、「感染したことがあるから」といって、すぐに抗体が作られるわけではありません。
何度も何度も感染するうちに、RSウィルスと戦うための抗体が作られていきます。
だから、RSウィルスの抗体が作られるまでは、「子供と一緒に戦うんだ」という気持ちを持つことが大切なんですよ。
大人は感染することが稀!
大人の人でも感染することはあります。
でも、「稀」です。
それは、子供のころに、何度も感染した経験があるので、「RSウィルス」と戦うための抗体を既に持っているんですね。
たとえ、感染しても比較的軽症ですみます。
だから、大人は感染しても安心してください。
RSウィルスを見抜くには
RSウィルスは、「風邪の症状」とほぼ同じと言われます。
せきや鼻詰まり、発熱など全く同じです。
風邪との違いは、特に、せき込みが激しかったり、呼吸することが苦しそうなら、「RSウィルスに感染したのではないか」と疑ってください。
ポイントは、「ただの風邪とは思わないこと」です。
赤ちゃんや子供は、あなたに何らかの形で「SOS」を出しています。
それを、見逃さないようにしましょうね!