「花粉症で鼻がつまってハア~ハア~」と息をするのも苦しいのではないだろうか。
もちろん、花粉症の鼻づまりは、これだけではない!
「夜、眠れなくなったり」、「のどが痛くなったり」と生活を送る上でも何かと大変だ。
そこで、花粉症になる鼻づまりを少しでも楽にするための方法を紹介する。
目次
鼻づまりの原因を知ろう
まずは、鼻づまりの原因を知ることが大切だ。
花粉症による鼻づまりは、鼻の粘膜にスギ花粉、イネ花粉などのアレルギー反応をもたらす花粉がつくことにより、やがて、鼻の中にある粘膜が炎症する。
炎症が起これば、頭にリンパ液や血液が溜まり、鼻の粘膜が圧迫されるようになる。
すると、鼻からダムが決壊したかのようなサラサラした鼻水がドバッと大量に分泌される。
この鼻の中の粘膜の腫れと鼻水が絶えず洪水のように出てくる原因こそ、鼻づまりの正体だ。
この鼻づまりの症状を少しでも楽にするためにも以下の方法をやってみよう!
鼻づまりを楽にする4つの方法
花粉症からくる鼻づまりを楽にするために以下の方法がある。
【鼻づまりを楽にする方法】
|
と4つある。
さっそく1つずつ確認してみよう。
脇にペットボトルをはさむ
いきなりだが、脇の下には、リンパがある。
リンパが、滞っていれば、鼻づまりの原因になるので、リンパの流れを良くするためにペットボトルをはさむ。
ペットボトルで脇の下を刺激すると、鼻の中にある鼻腔(びこう)の血管の血流が改善され、鼻腔が広がる。
鼻腔が広がれば、鼻水の通り道が広がるので、鼻のつまりが解消されるというわけだ。
【方法】
|
だから、両方の鼻の穴の鼻づまりを解消するには、両方の脇にペットボトルをはさめば解消される。
続いて、鼻洗いをして鼻づまりをスッキリさせたい。
鼻洗いしてスッキリする
鼻洗いをスッキリするためには、「噴射タイプの洗浄液」を使う。
【手順】
|
この手順で繰り返せば、鼻づまりがなくなり、鼻水が出やすくなる。
鼻洗いでスッキリしたら、次は、マッサージをしよう。
マッサージをしてみる
今度は、マッサージをして鼻づまりの解消を狙う。
これは、リンパ液や血液の流れを良くするためにやる。
このマッサージを何度か続けていくと、ある瞬間から鼻が「スウースウー」とするような感覚になる。
鼻づまりが片方だけなら、「右の鼻づまりの手順」をまず実践してみよう!
【右鼻の詰まりの手順】
|
このマッサージをしながら、鼻をかんでいけば、鼻づまりを解消できる。
右の鼻づまりが解消されたら、左の鼻も詰まっているならやってみよう!
左の鼻づまりは、右の鼻づまりの逆をすればよい。
鼻うがいやマッサージをして、鼻の通りが良くなってきたら、点鼻薬(てんびやく)を使ってさらにスッキリしたい。
点鼻薬を使う
点鼻薬は、鼻の粘膜の炎症を抑えるのに使う。
しかし、点鼻薬の効き目によっては、強すぎると副作用が起こり、使い過ぎれば、鼻の血管がただれてしまい、慢性的な鼻づまりを起こしてしまう可能性もある。
だからといって、「点鼻薬を使わない」という選択肢を選ぶのは、もったいないので、鼻洗いやマッサージをした後に点鼻薬をさして、より鼻の通りをスッキリさせることが望ましい。
そこで、点鼻薬を使うこと場合は、用法をしっかりと読み、使い方を守った上で使うことをオススメする。
具体的な点鼻薬については、一度、耳鼻科や内科などに行き、アレルギー検査をしてもらう中で、医師に点鼻薬の種類を選んでもらうのが賢明だろう。
その他の鼻づまり対策
他にも花粉症での鼻づまりを解消する術はある。
【寝るとき】
|
【その他の対策】
|
など多彩であるがちょっとした小技にすぎない。
けれど、やってみて損はないので、一度、試してみよう。
鼻づまりを解消すれば
鼻の粘膜は、目、鼻、喉と繋がっている。
鼻の粘膜の状態によっては、目のかゆみや喉の痛み、涙目を和らげる可能性もあるので、一度、試してはどうだろうか。